LPガスについて

地球環境にやさしいエネルギー

LPガスは「Liquefied Petroleum Gas」(液化石油ガス)の略称で、化石燃料(石油・石炭・LPガス)の中でも天然ガスとともに、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の発生が少なく、燃焼時の排ガスも極めてクリーンな地球環境にやさしいエネルギーです。

場所を選ばず供給可能

容易に液体にすることができ、体積は気体時の1/250となるので、ボンベ等に充填して持ち運ぶことができます。
そのため、場所を選ばず供給することが可能です。

災害時に強い

災害発生時にガスの供給が遮断されても、個別に調査・点検を行い、都市ガスよりも早く復旧させることができます。
また、場所を選ばず供給可能であることから、避難所や仮設住宅等にも迅速に供給することができるので、災害時のエネルギー源として、近年注目されています。

ガスは「都市ガス」13種類(7グループ)と「LPガス」1種類に分類されており、出雲ガスがお届けしているLPガスの規格は、い号です。

LPガス1tを燃焼した際に排出される二酸化炭素(CO2)の量をLPガスのCO2排出係数といい、 下表により、LPガスを燃焼させた時に発生する二酸化炭素(CO2)の量を計算することができます。

※出典 環境省「地球温暖化対策の推進に関する法律」

燃料の種類 単位発熱量 CO2排出係数
発熱量当り(tCO2/GJ) 単位量当り
LPガス 50.8GJ/t 0.059 3.00tCO2/t

※プロパン70wt%、ブタン30wt%の混合ガス。

スクロールできます

※出典 日本LPガス協会「プロパン、ブタン、LPガスのCO2排出源単位に係るガイドライン」 「LPガス技術総覧」

成分/単位 液体(15℃) 気体
kg L m3
プロパン 1 1.97 0.502
0.508 1 0.255
1.992 3.924 1
ブタン 1 1.71 0.355
0.585 1 0.208
2.817 4.818 1
LPガス
(プロパン70%、ブタン30%)
1 1.892 0.458
0.531 1 0.243
2.183 4.192 1

スクロールできます

戸別供給

各ご家庭にガスボンベ、ガスメーター等を設置してガスを供給します。

集団供給

2戸以上69戸以下の団地またはアパート、マンションなどの集合住宅に1または複数の貯蔵設備から道路下や地中に埋設された配管を通じてガスを供給します。
70戸以上以上の集団住宅は「旧簡易ガス」といいます。